相談事例:クリーニング
ページID:17001065更新日2025年3月3日
クリーニングのトラブルは全国的にも多い相談です。
事例:ウールのセーターをクリーニングに出したら縮んで返ってきた......
半年前に購入し数回しか着ていないウールのセーターをクリーニングに出した。お店にとりに行くと、かなり縮んでいて着ることができないことがわかった。店側もミスを認め、補償をするといっているが妥当な額は?
ポイント
- 事例のように縮んだ・色あせ・破れ・穴あけ・シミ・紛失などさまざまです。また、クリーニング店のミス以外に衣類メーカーの表示間違いによるものもありますし、素材の特殊性や経年劣化などがクリーニング作業によって顕著化することもあります。
- 原因調査の結果、事故原因がクリーニング業者側にある場合に、「クリーニング事故賠償基準」に基づいて賠償されます。この場合、「Sマーク」か「LDマーク」を掲げているお店が対象になります。
- 衣類を出す際には、双方でシミ・穴などの状態を確認しましょう。
- 受け取り後の賠償期間は6ケ月間です。トラブルに気づいたら早めに申し出しましょう。また、保管時は変色防止のため、袋から取り出し保管しましょう。
※Sマーク:厚生労働省大臣が認可した「クリーニング業の標準営業約款」に基づいて営業しているお店
※LDマーク:全国クリーニング生活衛生同業組合連合会の会員のお店
(画像:消費者庁イラスト集より)
トラブルになりやすい商品やサービス
衣服品、皮革製品など