MRワクチン(注射生ワクチン)
MRワクチンの出荷制限について
MRワクチンは、流通不足により出荷制限がかかっております。接種を希望する方は、事前に指定医療機関に在庫状況を確認のうえ接種してください。
なお、MRワクチンの出荷制限が解かれる時期は未定となっております。状況がわかり次第、お知らせいたします。
麻しん(はしか)について
麻しんウイルスの感染によって起こり、感染力が強く、飛沫・接触だけでなく、空気感染もあり、予防接種を受けないでいると、多くの人がかかり流行する可能性があります。典型的なはしかは、高熱、咳、鼻汁、眼球結膜の充血、めやに、発疹を主症状とします。3、4日間は38度前後の熱で、一時おさまりかけたかと思うと、また39、40度の高熱と発疹が出ます。高熱は3、4日で解熱し次第に発疹も消失します。主な合併症は気管支炎、肺炎、中耳炎、脳炎があります。また、亜急性硬化性全脳炎という慢性に経過する脳炎は、はしか患者の約10万例に1、2例発生します。はしかは医療が発達した先進国でも、かかった人の約1,000人に1人が死亡する重症の病気です。
風しんについて
風しんウイルスの飛沫感染によって起こります。典型的な風しんは軽い咳症状で始まり、発疹、発熱、後頸部リンパ節腫脹などが主症状です。合併症として、関節痛、血小板減少性紫斑病、脳炎などが報告されています。大人になってからかかると重症化します。妊婦が妊娠20週頃までに風しんに感染すると、先天性風しん症候群と呼ばれる先天性の心臓病、白内障、聴力障害、発育発達遅延などの障害を持った児が生まれる可能性が非常に高くなります。
麻しん風しん混合ワクチンについて
麻しんウイルスと風しんウイルスを弱毒化して作った生ワクチンです。1回の接種で95%以上、2回接種で99%以上の人が免疫を獲得できます。極めて稀に麻しんや風しんにかかることがありますが、未接種でかかった場合に比べると症状は軽く、周りの人への感染力も弱いため、ワクチン接種が重要です。
対象者
第1期 1歳以上2歳未満
第2期 年長児(5歳以上7歳未満の小学校就学前1年以内)
※第2期の方は、4月上旬ごろに個別に通知します。
標準的な接種方法
第1期 1歳で1回
第2期 年長児で1回
指定医療機関(予約が必要な医療機関で接種する場合、事前に予約をしてください)
指定医療機関名 | 住所 | 電話番号 | 予約 |
景山医院 | 錦町177番地 | 0155-54-2350 | 必要 |
緑町クリニック | 緑町21番地55 | 0155-54-6900 | 必要 |
おち小児科医院 | 札内新北町4番地1 | 0155-56-5522 | 不要 |
さつない耳鼻咽喉科 | 札内北栄町2番地153 | 0155-21-4187 | 不要 |
忠類診療所 | 忠類幸町11番地1 | 01558-8-2053 | 不要 |
MRワクチンの注意事項
- 住民登録をしている市町村で受けてください。住民票が幕別町にないと受けられません 。
- 『予防接種と子どもの健康』の冊子を必ずご覧になった上お越しください。冊子は、新生児訪問時配布しています。転入等でお手元にない場合はご連絡ください。
- 体温は接種会場で測ってください。
- MRワクチン接種後、他の注射生ワクチンを接種するまで、27日以上の間隔をあけてください。
- 予防接種は、お子さんの体調がよい時に接種しましょう。
- 特別な理由(体質、先天性疾患等)により主治医の指示のもとで接種が必要な方は、依頼書が必要です。事前にご相談ください。
保健課 おやこ保健係
〒089-0692 北海道中川郡幕別町本町130番地1
電話 0155-54-3811 / FAX 0155-54-3839
(土日・祝日を除く平日の午前8時45分から午後5時30分まで〔12月29日から1月3日までを除く〕)
よりよいホームページとするために、みなさまのご意見をお聞かせください。