BCGワクチン(注射生ワクチン)
ページID:17001253更新日2025年2月21日
結核について
結核菌の感染で起こります。我が国の結核患者はかなり減少しましたが、まだ2万人前後の患者が毎年発生しているため、大人から子どもへ感染することも少なくありません。乳幼児は結核に対する抵抗力が弱いので、全身性の結核症にかかったり、結核性髄膜炎になることもあり、重い後遺症を残す可能性があります。
BCGワクチンについて
BCGは牛型結核菌を弱毒化してつくったワクチンで、髄膜炎や粟粒結核(ぞくりゅうけっかく)などの重症になりやすい乳幼児期の結核を防ぐ効果があるため、ワクチン接種が重要です。
対象者
1歳未満
標準的な接種方法
7、8か月児健診で1回接種
健診とともに個別通知いたします。都合により早めに接種したい、健診に来られないなどあればご相談ください。転入等で接種していない方はご相談ください。
BCGワクチンの注意事項
BCGワクチン接種後、他の注射生ワクチンを接種するまで、27日以上の間隔をあけてください。
その他のワクチンは接種間隔に制限はありません。(翌日から接種可能)