浄化槽事業の概要
浄化槽とは…
台所、風呂、洗濯、トイレからなど流れてくる生活雑排水をバクテリア(微生物)の働きによって分解処理した上で、きれいになった上澄みの水を排水するものです。
大きさは、一般家庭用の小さいもので幅1m、長さ2m程度のコンパクトなもので、FRP製が主流となっているようです。大規模になると、現場打ちコンクリートで製作することになります。
しかし、大きさの大小はありますが原理は下水処理場と同じで、下水道が整備されていない郊外地に居住する多くの住民の生活環境の改善と水質を確保することで、川や海の水をきれいにすることにたいへん役立っています。
幕別町の浄化槽事業概要
【概要】
下水道処理区域外の生活排水処理対策として、し尿・生活雑排水を下水道並みの放流水に処理しクリーンな生活環境をつくることを目的として、平成8年度から事業を実施しています。
正式名称を「個別排水処理施設整備事業」と言い、特別会計により独立した会計処理をしています。
【整備内容】
体計画戸数 | 728戸 |
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事業期間 | 平成8年度~令和16年度 |
単年度実施戸数 | 12戸 |
全体計画戸数 | 405戸 |
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事業期間 | 平成8年度~令和16年度 |
単年度実施戸数 | 8戸 |
その効果は…
この事業により、郊外地では今まで設置することができなかった水洗トイレが使用可能となり、生活雑排水と併せて処理することで悪臭や蚊・ハエなどの発生が無くなるなど、快適で衛生的な生活が実現できます。