高齢者の肺炎球菌感染症定期予防接種
高齢者の肺炎球菌感染症とは
肺炎球菌性肺炎は、成人の肺炎の25パーセントから40パーセントを占め、特に高齢者での重篤化が問題となっています。肺炎の症状は、発熱、咳、痰、胸痛、呼吸困難などですが、高齢者ではこれらの症状が現れにくく、発見が遅れる場合があります。
予防接種によって、肺炎球菌による肺炎の重篤化を軽減させる効果があります。
肺炎球菌ワクチン
日常でかかる肺炎の原因菌として、90種類以上ある肺炎球菌のうち、頻度の高い23種類の型に対するワクチンです。
平成26年10月から、これまでワクチン(23価肺炎球菌莢膜ポリサッカライド)を接種したことのない方を対象に、1人1回の定期予防接種が開始されました。
ワクチン接種後に、接種した部位が赤くなったり、腫れたり、熱を持ったり、痛むことがありますが、通常3日から4日で治まります。その他、熱っぽい、だるいなどの体調の変化が起こることがあります。
このワクチンは、再接種に約5年以上の十分な間隔をあける必要があります。
この定期予防接種はB類疾病に分類され、個人予防の目的のため、自らの意思と責任で接種を希望する場合に行います。
接種期間
令和4年6月1日から令和5年3月31日
対象者
これまでに肺炎球菌ワクチン(23価肺炎球菌莢膜ポリサッカライド)を接種したことのない、町内在住で以下のいずれかに該当する方
※これまでに肺炎球菌ワクチン(23価肺炎球菌莢膜ポリサッカライド)を接種したことのある方は対象外です。
(1)令和4年度の対象年齢と生年月日
- 65歳(昭和32年4月2日から昭和33年4月1日生まれ)
- 70歳(昭和27年4月2日から昭和28年4月1日生まれ)
- 75歳(昭和22年4月2日から昭和23年4月1日生まれ)
- 80歳(昭和17年4月2日から昭和18年4月1日生まれ)
- 85歳(昭和12年4月2日から昭和13年4月1日生まれ)
- 90歳(昭和7年4月2日から昭和8年4月1日生まれ)
- 95歳(昭和2年4月2日から昭和3年4月1日生まれ)
- 100歳(大正11年4月2日から大正12年4月1日生まれ)
※対象の方には5月末に通知文および予診票を郵送いたします。
(2)接種日に60歳から64歳で以下の障害を有する方
心臓、腎臓、または呼吸器の機能に自己の身辺の日常生活活動が極度に制限される程度の障害を有する方、およびヒト免疫不全ウイルスにより面積の機能に日常生活がほとんど不可能な程度の障害を有する方
(3)長期療養等特別の事情のある方
接種対象年齢において、長期に渡り療養を必要とする疾病にかかっていたために、定期接種を受けることができなかったと認められた長期療養特例者(ただし、接種可能となった日から1年以内に接種を受ける必要がある。)
自己負担金
3,000円(生活保護世帯に属する方は無料)
接種方法
対象者に個別の通知と予診票を送付しています。内容をよく確認し、接種を希望する場合は指定医療機関に予約し接種を受けてください。送付した予診票に記入のうえ持参してください。予診票を紛失した場合は、再発行しますので事前に連絡してください。
指定医療機関
指定医療機関名 | 電話番号 |
---|---|
景山医院(錦町) | 0155-54-2350 |
緑町クリニック(緑町) | 0155-54-6900 |
忠類診療所(忠類幸町) | 01558-8-2053 |
十勝の杜病院(字千住) | 0155-56-8811 |
おち小児科医院(札内新北町) | 0155-56-5522 |
札内北クリニック(札内共栄町) | 0155-20-7750 |
さつない耳鼻咽喉科(札内北栄町) | 0155-21-4187 |
償還払い申請
指定医療機関以外で接種を受ける場合は、事前にご連絡ください。必要な書類の説明と申請書を郵送いたします。
自己負担金3,000円を除いた接種費用を償還いたします。
予診票の発行
令和4年度に幕別町に転入した方で、対象年齢であり、接種を希望する方はご連絡ください。幕別町の予診票を発行します。
保健課 健康推進係
〒089-0692 北海道中川郡幕別町本町130番地1
電話 0155-54-3811 / FAX 0155-54-3839
(土日・祝日を除く平日の午前8時45分から午後5時30分)
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