北海道地域防災マスターについて
ページID:17001655更新日2025年1月27日
北海道地域防災マスターとは
災害対策には、自分自身や家族で備える「自助」、地域で助け合う「共助」、行政が行う「公助」があります。
一般的に、災害時の助けは『自助=70%、共助=20%、公助=10%』と言われいます。さらに、災害の規模が大きくなればなるほど、公助(行政)の対応力は小さくなり、自助・共助の重要性が増大します。
そこで、自助・共助の対応力強化による地域の防災力向上のため、地域の防災活動の中心となって活動する「北海道地域防災マスター」の制度が平成19年に創設され、これまで研修を受講し、北海道地域防災マスターに認定された方々が、各地域で防災活動をしています。
北海道地域防災マスターの研修や認定は、北海道が実施しています。
北海道地域防災マスターの活動例
平常時の活動例
- 地域の防災訓練、防災研修会等、自主防災組織・町内会防災活動等への参加
- 防災情報、災害経験談及び日頃の備え等、近隣住民・防災活動組織への話題提供
- 防災に関する情報収集・調査研究、北海道防災情報メール配信登録
- 居住地域近隣の災害時要支援者の把握
- 自主防災組織結成・参加のよびかけ、災害図上訓練(DIG)の普及 など
災害時の活動例
- 自主防災組織や近隣住民と連携協力して行う初期消火、負傷者等の救出・救助
- 被災情報、被災者ニーズの市町村等への提供
- 避難支援、避難所運営支援等災害時応急対策支援 など
その他
- 市町村等との連携(情報提供・協力依頼等により)
- 地域や活動組織への防災情報等の提供、研修会等の運営補助・参加呼びかけ、学校における防災教育支援 など
- 企業等との連携(協力依頼等により)
- 企業等が行う研修会での講師担当 など
- 道との連携
- 道が発信する防災情報等の普及
- 企業等が行う研修会への講師担当等に係る連絡調整 など
その他、北海道地域防災マスターについての詳細は、北海道ホームページをご覧ください。