鳥インフルエンザに関する情報
幕別町の一部が野鳥監視重点区域に指定されました。
令和3年1月18日に北海道帯広市で回収されたハヤブサ1羽の死亡個体を、1月22日に国立環境研究所が遺伝子検査したところ、
A型鳥インフルエンザウイルス遺伝子の陽性反応が出ました。
これにより、幕別町の一部を含む回収地点の半径10㎞圏内が野鳥監視重点区域に指定されました。
また、令和3年1月28日に同一の死亡個体を北海道大学が確定検査したところ、高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5N8亜型)
が検出されましたので、引き続き野鳥監視重点区域として野鳥の監視を強化しています。
野鳥監視重点区域:札内及び依田の全域、千住・依田及び日新の一部
野鳥サーベイランス(調査)における全国の対応レベル
国内における野鳥での発生は平成30年3月25日回収個体以降確認されていなかったため、「野鳥における高病原性鳥インフルエンザに係る
対応技術マニュアル」(以下マニュアル)に基づき、平成30年5月7日より全国の野鳥サーベイランスの対応レベルが「対応レベル1」に引
き下げられていたところです。
令和2年10月24日に、北海道紋別市で北海道大学が独自で実施した野鳥糞便調査において採取した野鳥糞便から、令和2年10月30日に高
病原性鳥インフルエンザ(H5N8亜型)が検出されたことが判明しました。
これにより、令和2年10月30日付けで野鳥サーベイランスの対応レベルが「対応レベル2」に引き上げられました。
さらに、令和2年11月4日に香川県三豊市の採卵鶏農場において、死亡採卵鶏が増加した旨の通報を受けた香川県が調査した結果、11月5
日に高病原性鳥インフルエンザ(H5亜型)が検出されたことが判明しました。
これにより、令和2年11月5日付けで野鳥サーベイランスの対応レベルが「対応レベル3」に引き上げられました。
十勝管内で死んだ野鳥を発見した際には、十勝総合振興局保健環境部環境生活課自然環境係(TEL0155-26-9028)まで速やかに連絡してください。
鳥インフルエンザについて
鳥インフルエンザとはトリに対して感染性を示すA型インフルエンザウイルスのヒトへの感染症です。人におけるほとんどの感染者は、 感染した家きんやその排泄物、死体、臓器などに濃厚な接触があります。日本では発症した人は確認されていません。
感染症法では、A(H5N1)およびA(H7N9)の鳥インフルエンザは 2 類感染症に、それ以外の亜型の鳥インフルエンザは 4 類感染症に位置づけられています。
野鳥と接するときの注意点
野鳥は、鳥インフルエンザウイルス以外にもいろいろな病原微生物や寄生虫に感染している可能性があります。
日常生活においては過度の心配は無用ですが、次のことにご注意ください。
・野鳥にむやみにエサをあげないようにしましょう。
・弱っていたり、死んでいる野鳥を見つけた場合、素手で触らないようにしましょう。
・鳥のふんなどに触れた場合は手洗いとうがいをしましょう。
・鳥のふんを踏んだ場合は、念のため靴底を消毒しましょう。
連絡・相談
多数の死んだ野鳥を発見した場合
速やかに十勝総合振興局へご連絡お願いします。
連絡先: 十勝総合振興局環境生活課自然環境係
電話:0155-26-9028
ニワトリやアヒルなどの鳥類を家畜とする鳥インフルエンザについての相談
連絡先:十勝家畜保健衛生所
電話:0155-59-2021
鳥インフルエンザの感染予防や健康相談
連絡先:北海道帯広保健所(十勝保健福祉事務所)
電話:0155-27-8634
鳥インフルエンザに関する情報提供
・「鳥インフルエンザに関する情報」(農林水産省ホームページ)
・「鳥インフルエンザに関する情報について」(消費者庁ホームページ)
・「高病原性鳥インフルエンザについて(安全性について、Q&A、情報提供など)」(内閣府食品安全委員会ホームページ)
・「北海道における野鳥の高病原性インフルエンザに係る対応技術マニュアル」
農林課 林務係
〒089-0692 北海道中川郡幕別町本町130番地1
電話 0155-54-6605 / FAX 0155-54-5564
(土日・祝日を除く平日の午前8時45分から午後5時30分)
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