B型肝炎ワクチン(不活化ワクチン)
B型肝炎について
B型肝炎ウイルスの感染を受けると、急性肝炎となりそのまま回復する場合もあれば、慢性肝炎となる場合もあります。一部劇症肝炎といって、激しい症状から死に至ることもあります。また、症状としては明らかにならないままウイルスが肝臓の中に潜み、年月を経て慢性肝炎、肝硬変、肝がんなどになることがあります。特に年齢が小さいほど、急性肝炎の症状は軽いかあるいは症状はあまりはっきりしない一方、ウイルスがそのまま潜んでしまう持続感染の形をとりやすいことが知られています。感染は、肝炎ウイルス陽性の母親から生まれた新生児、肝炎ウイルス陽性の血液に直接触れたような場合、肝炎ウイルス陽性者との性的接触などで生じます。
B型肝炎ワクチンについて
B型肝炎ワクチンは、小児の場合は肝炎の予防というより持続感染を防ぎ、将来発症するかもしれない慢性肝炎、肝硬変、肝がんを防ぐことが最大の目的です。乳児期のワクチン接種により、ほぼすべての場合で免疫を獲得することができます。
対象者
1歳未満
標準的な接種方法
- 初回:生後2か月で第1回目を注射し、4週間あけて第2回目を注射する
- 追加:第1回目の注射から139日間隔をあけて1回注射する
指定医療機関(予約が必要な医療機関の場合、事前に予約をしてください)
指定医療機関名 | 住所 | 電話番号 | 予約 |
緑町クリニック | 緑町21番地55 | 0155-54-6900 | 必要 |
おち小児科医院 | 札内新北町4番地1 | 0155-56-5522 | 不要 |
忠類診療所 | 忠類幸町11番地1 | 01558-8-2053 | 不要 |
B型肝炎ワクチンの注意事項
- 住民登録をしている市町村で受けてください。住民票が幕別町にないと受けられません。
- 『予防接種と子どもの健康』の冊子を必ずご覧ください。冊子は新生児訪問で配布しています。ない場合はご連絡ください。
- 体温は接種会場で測ってください。
- 予防接種は、お子さんの体調がよい時に接種しましょう。
- 特別な理由(体質、先天性疾患等)により主治医の指示のもとに接種が必要な方は、依頼書が必要です。事前にご相談ください。
保健課 おやこ保健係
〒089-0692 北海道中川郡幕別町本町130番地1
電話 0155-54-3811 / FAX 0155-54-3839
(土日・祝日を除く平日の午前8時45分から午後5時30分まで〔12月29日から1月3日までを除く〕)
よりよいホームページとするために、みなさまのご意見をお聞かせください。