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知っておきましょう、心肺蘇生法(新型コロナウイルス対応)

 新型コロナウイルスの流行を踏まえた心肺蘇生法について

 新型コロナウイルス感染拡大に伴い、感染防止に配慮した心肺蘇生法についてお知らせします。


【成人に対する心肺蘇生法】

人工呼吸を行わずに胸骨圧迫とAEDによる電気ショックを実施する。
◆ 心肺蘇生はウイルスなどを含む微粒子が発生する可能性があるため、新型コロナウイルスが流行している間は、講習を受けている人でも人工呼吸は実施しないでください。

【子どもに対する心肺蘇生法】

講習を受けるなど人工呼吸の方法を理解しており、人工呼吸を行う意思がある場合には、人工呼吸を実施する。
◆ 子どもの心肺停止は窒息や溺水などが原因となることが多いため、人工呼吸の必要性が高くなります。感染の危険など実施をためらう場合は胸骨圧迫だけを続けてください。


 心肺蘇生法の手順

1 反応(意識)の確認

  周囲の安全を確認します。

・肩をやさしくたたきながら、大声で呼びかけて、何らかの応答や目的のあるしぐさがなければ「反応なし」とします。

・反応がない場合や、反応があるかないかの判断に迷う場合、または わからない場合は心停止の可能性があります。その場で、大声で叫んで応援を呼んでください。  

 

2 119番通報とAEDの手配

助けを求め協力者が駆けつけたら、「あなたは119番へ通報してください」「あなたはAEDを持ってきてください」と具体的に依頼します。

※ 119番通報をすると、通信指令員が行うべきことを指導してくれます。(この際、電話のスピーカー機能などを活用すれば、通信指令員の口頭指導を受けながら胸骨圧迫を行うことができます。)  

 

3 呼吸の確認

・呼吸は胸と腹部の動きを見て「普段どおりの呼吸か」を10秒以内で確認します。

・呼吸がないか、普段どおりでない場合は、心停止と判断し胸骨圧迫を開始します。普段どおりの呼吸かどうか判断に迷う場合、またはわからない場合も、胸骨圧迫を開始します。

・反応はないが、普段どおりの呼吸がある場合は、様子をみながら応援や救急隊の到着を待ちます。普段どおりの呼吸が認められなくなったら、胸骨圧迫を開始します。  

※ウイルスの飛散を防ぐため、胸骨圧迫を始める前にハンカチやタオル、マスクなどがあれば鼻と口にかぶせます。

 

4 胸骨圧迫

傷病者にふだん通りの呼吸がないと判断した場合には、心停止と判断し危害を恐れることなく直ちに胸骨圧迫を開始します。両肘をまっすぐに伸ばし、重ねた両手で胸の真ん中にある胸骨を強く、速く、絶え間なく圧迫します。

強さ 速さ
胸が約5cm沈む程度(単3電池の長さ) 1分間に100~120回

 

5 胸骨圧迫の継続

胸骨圧迫を救急隊員と交代するまで、絶え間なく続けます。

 

AEDの使用方法

AEDについて

 心肺停止で人が倒れた場合、心臓の筋肉が細かく痙攣した心室細動である場合が多く、全身に血液を送り出すことができない状態です。突然、心肺停止の状態となった傷病者の命を救うためには、胸骨圧迫を行うとともに、必要により心臓の痙攣を取り除く除細動(電気ショック)を行うことがとても重要です。AEDは、電気ショックによる除細動が必要かどうかを判断して、音声メッセージにより操作を指示し、電気ショックを行う機器です。

AEDの使用方法

 AEDにはいくつかの種類がありますが、基本的操作は同じです。胸骨圧迫を行っている途中にAEDが届いたら電源を入れ、音声ガイダンスにしたがってください。

 AEDを使用する際、次のことに注意してください。

(1)胸が濡れている場合は、タオル等で拭き取ってから電極パッドを貼ります。

(2)胸に貼り薬がある場合は、はがしてから電極パッドを貼ります。

(3)心臓ペースメーカーが埋め込まれている人の場合は、3cm程度離して電極パッドを貼ります。

 

1 AEDの電源を入れる

AED本体を取り出し傷病者の近くに置き、電源ボタンを押します。(ふたを開けると自動的に電源が入る機種もあります)

 

2 電極パッドを貼る

傷病者の衣服を取り除き、胸をはだけます。電極パッドの袋を開封し、電極パッドの粘着面を傷病者の胸の肌にしっかりと貼り付けます。(電極パッドに貼り付ける位置が表示されています)

 

3 コネクタの接続

電極パッドのケーブルのコネクタをAED本体の差し込み口に接続します。(すでに接続されている機種もあります)

 

4 心電図の解析

電極パッドを貼り、コネクタを接続すると「体に触れないでください」などと音声メッセージが流れ、自動的に心電図の解析が始まります。この時、AEDの操作者は「体から離れてください」と周囲に注意を促し、誰も傷病者に触れていないことを確認します。

 

5 電気ショック

電気ショックが必要な場合、充電が開始されますので周囲の安全を確認し通電ボタンを押します。電気ショックを行った後やショックの必要がない場合は、直ちに胸骨圧迫を再開してください。

※電気ショックが必要な場合に、ショックボタンを押さなくても自動的に電気が流れる機種(オートショックAED)が令和3年7月に認可されました。傷病者から離れるように音声メッセージが流れ、カウントダウンまたはブザーの後に自動的に電気ショックが行われます。この場合も安全のために、音声メッセージなどに従って傷病者から離れる必要があります。

 

※ 傷病者を救急隊員に引き継いだ後は、速やかに石鹸と流水で手と顔を十分に洗ってください。
※ 傷病者の鼻と口にかぶせたハンカチやタオル、マスクなどは直接触れないようにして破棄するのが望ましいです。
 

 

幕別町内のAEDが設置されている公共施設

幕別町内のAEDが配置されている公共施設はこちら → AED設置公共施設等(R1.8.16現在)PDFファイル

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