ホーム > 町政情報 > 町の概要 > 町長室 > 町長への手紙 > 令和5年度の「町長への手紙」

令和5年度の「町長への手紙」

札内南小学校の改修について(40代男性 札内市街地)

内容

つくし学童の児童数が多いことにより、札内南小学校支援棟の改修を行ったにも関わらず、短期間で使用しなくなったことは税金の無駄使いではないか。その経緯とまちの考えについて公表してほしい。

回答

札内南小学校の学童保育所利用等のご意見について回答いたします。

町内の学童保育所については、平成27年度から4年生以上の利用拡大と、近年の女性の就業率の増加に伴い、中でも、札内南小学校区の「つくし学童保育所」においては、90人の定員に対して登録児童数は令和3年度が172名、令和4年度が165名と利用児童の過密な状態が続いていたため、札内南小学校の特別支援棟の一部スペースを学童保育所の「学習室」として使用することにより、過密な状態を解消することを検討してまいりました。

また、札内南小学校のグラウンドの北西角に設置していた「屋外トイレ」は、グラウンドでの少年団活動やPTA行事等の際に使用されてきましたが、老朽化と今後の維持管理などの問題から、存続せずに校舎内のトイレを使用することを検討してまいりました。

令和4年度、札内南小学校校舎及び屋内運動場の「長寿命化改修工事」に合わせてこの二つの課題を解消するため、特別支援棟と校舎の間の廊下に玄関を設置するとともに、屋外からの出入りになるため、施設管理上の観点から特別支援棟の入口とトイレの東側の2か所にシャッターを設置したところであります。

これにより、本年度から、「屋外トイレ」に代わる校舎内トイレの使用と、学童保育所の利用児童の過密な状態が続く当面の間、4年生以上のつくし学童保育所利用児童の受入れを可能といたしました。

つくし学童保育所の4年生以上の登録児童数は、本年度当初の14人に対して、4月中の1日当たりの利用児童が2人から5人と想定を大きく下回る状況になったため、5月から当分の間、札内南小学校の使用を休止しております。

今後、利用児童の状況を確認しながら、利用児童数が増加した場合は、利用を再開できるよう準備を整えているところであります。

担当部署

教育部学校教育課
保健福祉部こども課

「鋼構造物の錆止め塗料の新技術」及び「人工石油(合成燃料)」について(70代男性 幕別市街地)

内容

①「パティーナロック」という錆止め性能に優れた塗料を町で採用してはどうか。
②「人工石油(合成燃料)」という新開発のエネルギーを町で活用してはどうか。

回答


 本町の橋梁は高度成長期に整備したものが多く、50年経過したものが全体の12%あり、今後10年後には35%になるなど、急激に老朽化が進む見通しであります。
 また、橋梁については、5年に一度の法令点検により修繕が必要な箇所を特定し、国の補助事業を活用しながら計画的な修繕を行うことで橋梁全体の長寿命化を図っておりますが、近年は補助事業においてコスト縮減や省力化が見込まれる新技術の活用や検討が義務化となっています。
 ご提案のありました「パティーナロック」についても、「ものづくり日本大賞」や「インフラメンテナンス大賞」を受賞され、国土交通省が運用する新技術情報提供システム(NETIS)に登録されている防食性が高く経済性に優れた鋼構造物等の防錆塗装の新技術であることを認識しております。
 本町の橋梁は、全体の27%が鋼橋でありますが、雨水による腐食が徐々に進行しており、鋼材の補強や塗替えが必要な橋梁が増えておりますことから、橋梁をはじめ鋼構造物の長寿命化対策を進めるにあたり、ご提案のあった新技術についても費用対効果を検証したうえで、最適な工法を選定するよう取り組んでまいります。


 今年の夏は全国的に暑い日が多く、十勝管内においても帯広測候所の7月から8月の2か月間の観測では、猛暑日(35℃以上)が5日間、真夏日(30℃以上)が22日間、夏日(25℃以上)が20日と、その期間の7割を超える日が夏日以上の熱い夏となりました。
 このことは、長期的な気候変動としても現れてきており、世界の平均気温が約100年で1.1℃上昇し、日本においても、1.26℃、さらに帯広でも2.0℃上昇しております。
 このまま、地球の気温が上昇していくと2100年までに世界の平均気温が、最大5.7℃さらに上昇していくとの報告がありますが、その要因として二酸化炭素やメタン、フロン類などの温室効果ガスによる地球温暖化にあると言われております。
 このような状況のもと、国際的にも温室効果ガスの削減に向けた取組みが始まり、日本においても、2050年カーボンニュートラル、その中間年である2030年に温室効果ガス46%を削減すべく取組んでおり、本町においても、昨年度、国と同様な削減目標を定め、本年度、その目標を達成するための具体的な施策等について検討しているところであります。
 温室効果ガスを削減するためには、一般的には省エネルギーの推進や太陽光、風力、バイオマス等の持続可能な再エネルギーの活用が重要であると言われております。
 ご提案にありました「人工石油(合成燃料)」につきましては、温室効果ガスの主成分である二酸化炭素を活用する面においては、これまでとは違った形での持続可能なエネルギーの一つとして注目をされており、同様な技術としてメタンを二酸化炭素と水素から合成する「メタネーション(合成メタン)」技術も注目されています。
 これまで、二酸化炭素は排出抑制を図る技術の開発が主体でしたが、現在では、それを活用する技術の開発がなされるなど、持続可能なエネルギー源の一つとして期待され、今後、製造コスト、流通、既存インフラとの関係、技術の安全性・安定性等の課題等について、様々な実証試験等を経て、次世代のエネルギーとして活用されていくものと考えます。
 このように、今後とも次世代のエネルギーとして様々な技術・手法等が開発等されていくものと考えますが、町としてゼロカーボン技術の導入を考える際には、地域資源の活用や経済性等を勘案したうえで導入を検討していくことが必要であると考えております。

担当部署

①建設部土木課
②住民生活部防災環境課

信号機の設置について(40代男性 札内市街地)

内容

札内文京町付近にある交差点に、歩行者用の信号機を設置してほしい。

回答

 交通規制を行う信号機や横断歩道、止まれ標識などは、北海道釧路方面公安委員会で設置する交通安全施設であり、町では各町内会からの要望を取りまとめ、毎年度100か所を越える信号機や止まれ標識の新設を同公安委員会に要望しております。

 北海道釧路方面公安委員会では、釧路方面における市町村からの要望に対し自動車交通量や歩行者数、道路の形状や視認性など総合的に判断し危険度の高いところから設置されているところであります。

 ご意見のありました、フクハラ若草店、セブンイレブン文京町店、ツルハドラッグあかしや店に面する交差点は、札内南小学校の通学路に指定した路線で、大型車両や路線バスなどのほか、登下校の児童も通行する比較的交通量が多い交差点であると認識しており、過去において近隣町内会からも歩行者用信号機の設置について要望がありましたことから、同公安委員会に対し平成21年度から設置の要望をしているところであります。

 これに加えて、幕別町教育委員会では、学校や警察、国道や道道を含む道路管理者等で組織する「幕別町通学路安全推進会議」において、通学路の危険箇所について合同で点検を実施し、対策が必要な箇所について、箇所毎に交通安全施設などのハード対策や交通規制や交通安全教育のようなソフト対策など、関係者間で連携を図り対策を講じており、引き続き同会議において必要な対策に取り組んでまいります。

担当部署

住民生活部防災環境課
教育部学校教育課

桜の植樹について(70代男性 幕別市街地)

内容

町の施設用地などに、花見が行われるよう桜の苗木を植樹してほしい。

回答

 エゾヤマザクラについては、街路樹として既に400本以上植えており、その他、桜堤事業として猿別川堤防や幕別札内線の沿道などに植樹した経緯があります。しかし、エゾヤマザクラは、他の街路樹に比べて虫害が発生しやすく、倒木や落枝も多いため、沿道の住民から苦情が多いのが現状です。また、町の木がカシワであることから、今後も町が桜の木を率先して植えることは難しいです。

 ただ、昨年は、地域町内会、子ども食堂及び㈱ニッタが、緑の羽募金を活用して、新田の森にエゾヤマザクラ10本を植樹しており、このような活動については町として今後も支援していきたいと考えておりますので、町内会として街区公園や街路樹に植える場合などはご相談いただければと思います。

担当部署

建設部土木課

 出支援サービスについて(50代女性 札内市街地)

内容

年を取った義母がいて、車を手放すか悩んでいます。自分で行きたい時に出掛けなれなくなることへの不安があります。

相乗りタクシーのようなものがあればと思いますが、介護でどんなサービスを使えるか知らないことも多いです。保健師さんの定期的な巡回などがあればと思います。

老人の多い幕別町で福祉に力を入れてもらえると安心ですが、どう考えているのか知りたいです。

回答

高齢者の交通手段について、ご質問をいただきありがとうございます。幕別町では、住民、特に高齢者等の交通手段の確保として次の事業を行っております。

〇幕別・札内地区コミュニティバス
幕別市街地は1日5便、札内市街地は順回り5便、逆回り4便の運行をしています。令和5年7月から75歳以上の方はコミュニティバスの運賃が無料となります。また、65歳以上の方で運転免許証を返納された方には、運賃を1年間半額とする割引制度がありますが、令和5年7月から期限を設けず、運賃を無料とします。

〇高齢者向けの外出支援サービス
65歳以上の高齢者のみの世帯の方で、公共交通機関の利用が困難な方や、歩行が困難であり通常の車両による移動が困難な方は、申請をいただき審査した後に利用対象となった場合、通院や買い物等の社会参加の送迎を2か月に5回まで利用できるサービスを町内全域で実施しています。

このほか、農村部から市街地への交通手段として、次のサービス等を実施しています。

〇予約型乗合タクシー
現在、駒畠線は駒畠方面の農村部から幕別市街地間、古舞線は古舞方面の農村部から札内市街地間を予約があった場合にのみ、決った時間に運行する乗合タクシーとしてサービスを実施しています。

〇スクールバス住民利用
農村部から本町地区まで運転している路線は幕別駅まで、札内地区まで運行している路線は札内駅南側まで、忠類地区を運行している路線は国道236号線にある十勝バスの待合所まで終点を延長し、スクールバスの住民利用の拡充をしています。

町では、全ての高齢者のお宅を巡回はしておりませんが、外出方法のお困りごとを含めた生活上の相談を幕別、札内、忠類地区の幕別町地域包括支援センターなどの窓口でお受けしているほか、サービスの種類や利用方法等の情報提供のため、保健師などによる家庭訪問等を行っています。また、75歳、80歳、82歳、90歳以上等の対象者に「介護予防生活実態調査」により生活の困りごとを調査し、各種サービスのリーフレットを郵送して、情報提供を行っています。

このようなサービスをもとに高齢者の外出を支援しておりますが、具体的なお困りごとや不安なことがありましたら、担当までお気軽にご相談ください。

担当部署

保健福祉部保健課

このページの担当は

政策推進課 政策推進担当
〒089-0692 北海道中川郡幕別町本町130番地1
電話 0155-54-6610 / FAX 0155-54-3727
(土日・祝日を除く平日の午前8時45分から午後5時30分まで〔12月29日から1月3日までを除く〕)

アンケートにご協力ください

よりよいホームページとするために、みなさまのご意見をお聞かせください。

質問:このページの情報は役に立ちましたか?
質問:このページの情報は見つけやすかったですか?
質問:その他のご意見・ご要望をお聞かせください。
なお、ご意見等へのご回答は、致しませんのでご了承ください。また、暗号化して通信されませんので、個人情報等のご記入はご遠慮ください。



広告

バナー広告掲載の申し込みはこちら

十勝の杜病院

VOITURE

着物堂

CARHACK

古銭鑑定団

ゴルフの学校

弁護士法人アズバーズ

PropertyBank

ハレコンテナ

W-ENDLESS

家系図制作のファミリーリレー行政書士事務所

きしゃば会計事務所

会社設立トータルサポート鹿児島

訪問介護事業所 加算獲得・運用サポート

介護事業専門情報サイト けあタスケル

介護事業の承継・M&A カイゴフ

横浜弘明寺呼吸器内科・内科クリニック

東京御嶽山呼吸器内科・内科クリニック

海外FXカレッジ

グランドネクスト不動産

広告枠

広告枠

広告枠

広告枠

広告枠

広告枠



ページのトップに戻る ▲