熱中症に気を付けましょう
熱中症とは
熱中症は、高温多湿な環境に、私たちの身体が適応できていないことで生じるさまざまな症状の総称です。条件次第で、いつでも、どこでも、だれでも熱中症になる可能性があります。適切な対策をとり、熱中症を予防しましょう。
熱中症を引き起こす3要因
- 環境(気温・湿度の高さ、風の弱さなど)
- からだ(体調不良、二日酔いや寝不足、暑さに慣れていないなど)
- 行動(激しい運動、長時間の屋外作業、水分を補給できない状況など)
熱中症の症状
軽度 | 中等度 | 重度 |
---|---|---|
めまい、立ちくらみ、こむら返り、手足のしびれ、気分が悪い | 頭痛、吐き気・嘔吐、倦怠感 | 意識障害、けいれん、手足が動かない |
熱中症の予防・対策
暑さに負けない体づくり
- のどがかわいていなくても、こまめに水分を補給する
- バランスのよい食事や、しっかりとした睡眠で丈夫な体をつくる
日々の生活の中で、暑さに対する工夫を
- こまめに気温と湿度を確認する
- エアコンや扇風機を使用して、涼しい室内環境を保つ
- 通気性や吸水性、速乾性にすぐれた素材の衣服を選ぶ
- 外出時には、日傘や帽子を着用して直射日光を避ける
高齢者の注意点
熱中症患者の半数は65歳以上の高齢者です。高齢者は水分不足や暑さに対する感覚が弱くなるため熱中症にかかりやすいと言われており、より注意が必要です。
子どもの注意点
子どもは体温の調節能力が未熟なため、熱中症に注意が必要です。子どもの熱中症は周囲の人が、顔色や汗のかき方を注意して見ることで防ぐことができます。
熱中症に関する情報
- 熱中症予防のための情報・資料サイト(外部リンク)(厚生労働省ホームページ)
- 熱中症予防情報サイト(外部リンク)(環境省ホームページ)
熱中症警戒情報(熱中症警戒アラート)について
環境省は、熱中症の危険性が極めて高い暑熱環境になると予想される日の前日夕方または当日早朝に都道府県ごとに(幕別町は十勝地域)熱中症警戒アラートを発表します。
熱中症警戒アラートが発表されたら、他人事と考えず、暑さから、自分の身を守りましょう。
熱中症特別警戒情報(熱中症特別警戒アラート)について
環境省は、令和6年度から広域的に過去に例のない危険な暑さ等となり、人の健康に係る重大な被害が生じるおそれがある場合に熱中症特別警戒アラートを発表します。
熱中症特別警戒アラートが発表されたら、自分の身を守るだけでなく、危険な暑さから自分と自分の周りの人の命を守ってください。
熱中症かなと思ったら
自身に熱中症を疑いがあるときまたは熱中症が疑われる人を見つけたときは、次のことを実施しましょう。
- 涼しい場所への避難
エアコンが効いている室内や風通しのよい日陰など、涼しい場所へ避難させる - からだを冷やす
衣服をゆるめ、からだを冷やす (特に、首の周り、脇の下、足の付け根など) - 水分を補給する
経口補水液などを補給する
自分で水が飲めない、意識がない場合は、ためらわず救急車を呼びましょう。
熱中症の応急処置(フローチャート)
(出典:熱中症予防のための情報・資料サイト(外部リンク) 厚生労働省ホームページ)
まくべつクールスポットについて
夏季の暑さをしのぎ、涼しく一時的に休憩することが可能な町内の公共施設や商業施設を、「まくべつクールスポット」に指定しました。
クールスポットには、椅子やベンチなどを備え付けていますので、熱中症などの健康被害を防ぐための休憩場所としてご利用ください。