令和8年度の「町長への手紙」
温水プールの設置、幕別ふるさと館のリニューアル、マラソン大会の開催について(30代男性 札内地区)
内容
1 温水プールの設置について
教育面やスポーツ振興、高齢化社会を迎えるにあたって健康寿命の長寿化の観点から、年間を通じて利用出来る温水プールの設置は検討しないのでしょうか
2 幕別ふるさと館のリニューアルについて
千住地区にアイヌ民族について学べる施設が建設されましたが、幕別全体の歴史を学べる場としてふるさと館のリニューアル等は検討されないのでしょうか
3 マラソン大会の開催について
町外から多くのランナーやその家族、またはインバウンドを呼び込む上でスポーツ振興を重視している幕別町として、近隣自治体で開催されているハーフマラソンとの差別化を図るために、フルマラソン大会または駅伝大会の開催を検討してほしいです
回答
このたびは、幕別町に対し、3件のご意見をお寄せいただき、ありがとうございます。順に回答させていただきます。
1 「年間を通じて利用できる温水プールの設置について」
町内には、現在、幕別町民プール、札内南町民プール、札内北町民プール、忠類町民プールの計4施設があり、町民の皆様の健康増進や体力向上、学校教育における体育授業の場として広くご利用いただいております。
また、札内地区においては、札内東町民プールが昭和42年の建設以来、長年にわたり利用されてきましたが、老朽化の進行に伴い令和2年度をもって廃止した経緯があります。
その際に、単独での建て替え、札内南・札内北町民プールとの統合など、今後の札内地区のプールの在り方について検討を行いましたが、両町民プールは、今後も一定期間の使用が可能でありますことから、建設費や維持管理費を含めた財政負担を勘案し、既存施設を有効活用しつつ、必要に応じた修繕・改修を行うことで対応することが適当であるとの判断に至りました。
このため、現時点においては、新たな通年型温水プールを整備する計画はありませんが、これまでもプールに関するご意見をいただいておりますことから、引き続き、将来の人口減少の動向や施設の利用状況、公共施設の広域的な活用の在り方等を踏まえ、適正配置などを総合的に考慮するとともに、財政的な負担も含めて長期的視点に立ったプールの在り方を検討してまいりたいと考えております。
2 「幕別全体の歴史が学べる場としてふるさと館のリニューアル等について」
ふるさと館は、「自然とそこに生きる人間の関わり合いを明確にする」をテーマに、開拓時代から伝わる貴重な品々をはじめ、私たちの町の歴史を長く残すことを目的として、廃業となったボーリング場を改修して昭和54年にオープンし、十勝開拓のため入植した依田勉三が率いる「晩成社」の小作人住居である「きまり小屋」の実物大復元家屋や、農作業が機械化される前の脱穀機や直播機、さらには電気を使わない冷蔵庫、縄編機など、町の歴史を知ることができる約1,200点の貴重な資料を展示しております。
本施設は建設から相当の年月が経過しており、建物の老朽化や設備の劣化が著しい状態にあることから、町といたしましても、近い将来、施設の改修や建替えに向けた具体的な方向性を見出していく必要があるものと考えております。
一方で、ふるさと館には、展示されていないものも含めると数千点に及ぶ資料が収蔵されており、施設の今後の在り方を検討するにあたり、まずはこれら大量の資料の歴史的価値を見極め、残すべき資料を精査する必要があるため、現在、収蔵資料の整理作業を順次進めております。
また、施設の整備にあたっては、多額の建設費や将来にわたる維持管理経費が必要となりますことから、将来の人口規模や財政見通しを踏まえるとともに、既存公共施設の活用も含めて、長期的な視点に立った施設の在り方を検討してまいりたいと考えております。
3 「フルマラソン大会または駅伝大会の開催について」
本町では、平成23年度から、まくべつマラソン大会実行委員会主催の下、毎年10月上旬に「まくべつマラソン大会」が開催されております。
本大会は、小学1・2年生(1km)、小学3・4年生(2km)、小学5・6年生(3km)、中高生及び一般(5km)といった、子どもから大人まで幅広い年代に合わせた距離を設定して開催されており、多くの皆様に参加いただいているところであります。
ご提案いただきましたフルマラソン大会や駅伝大会につきましては、町外からの誘客や地域活性化に一定の効果が期待される一方で、大きな財政負担が想定されること、また長時間にわたる大規模な交通規制やボランティア人員の確保など、運営面での課題が挙げられております。
一例ではありますが、近隣自治体で開催されておりますマラソン大会では、昨年度の実績として事業費が約6,300万円、参加選手をサポートするボランティアは約500人体制となっており、開催運営に係る事業費や人員は非常に大きなものとなっております。
また、開催の規模が比較的大きな大会では、陸上競技などの関係団体で実行委員会や組織委員会等を組織し、民間企業からも運営経費等のサポートを受けて、大会の開催・運営が行われているものと認識いたしております。
このため、現時点におきましては、新たなフルマラソン大会や駅伝大会を開催する計画はありませんが、まくべつマラソン大会実行委員会や町スポーツ推進委員会などの関係者の皆様と引き続き情報を共有し、他の大会事例も参考にしながら、既存大会の充実や魅力向上などを図り、より多くの方々に参加していただける大会となるよう取り組んでまいります。
担当部署
教育委員会教育部生涯学習課

