令和8年度の「町長への手紙」

ページID:170018490更新日2026年8月26日

学校部活動の地域展開を通じた魅力ある幕別町づくりについて(50代男性 札内地区)

内容

(1)地域展開に向けた工程表(ロードマップ)について
 各年度に何を実施するのか、地域クラブの整備時期、モデル事業や試行開始時期、本格実施の目標時期などを示した工程表(ロードマップ)を策定・公表する予定はありますでしょうか。

(2)サッカーの受け皿について
 既存団体との連携、新たな運営組織の設立、既存団体の再編・活用など、どのような方向性を検討されているのでしょうか。

(3)地域が一体となったクラブづくりについて
 学校、教育委員会、地域スポーツ団体、関係機関などが連携した地域クラブを構築する考えはありますでしょうか。

(4)保護者・地域指導者の参画について
 地域展開は行政だけで進めるものではなく、地域全体で子供たちを支える取組であると考えます。
 今後、保護者や地域で活動する指導者などが意見を述べたり、協力・参画できる機会を設ける予定はありますでしょうか。

(5)要望
 部活動の地域展開は、単に学校部活動を地域へ移すことではなく、子どもたちが住み慣れた地域で安心してスポーツを続けられる環境を整え、地域全体で子どもたちを育てていく取組であると理解しております。
 また、子育て世代にとって、「子どもが安心してスポーツや文化活動に取り組める環境が整っていること」は、住み続けたい町、子育てしやすい町を選ぶ上で大きな魅力の一つであると考えます。幕別町には、学校、地域スポーツ団体、地域で活動する指導者、保護者など、多くの地域資源があります。
 これらを活かし、地域全体で子どもたちを支える仕組みを構築することは、子どもたちの健全な成長だけではなく、子育て世代から選ばれる町、スポーツを通じた地域活性化、そして魅力ある幕別町づくりにもつながるものと考えます。
 地域展開を「部活動改革」としてだけではなく、「未来の幕別町への投資」として捉え、国及び北海道の方針を踏まえた具体的な工程表と実行計画を示していただき、子どもたちが将来にわたり町内で安心してスポーツを続けられる環境が一日も早く整備されることを心より期待しております。 

回答

 この度お寄せいただきました質問に対し、次のとおり回答いたします。

(1)地域展開に向けた工程表(ロードマップ)について

 文部科学省が策定した「部活動改革及び地域クラブ活動の推進等に関する総合的なガイドライン」において、休日の部活動は、令和13年度までの「改革実行期間」内に、原則、全ての学校部活動において地域展開の実現を目指すとされています。

 これを受け、本町でもガイドラインに沿った取組を目指すよう、令和5年度に「幕別町部活動地域移行検討委員会」を設置し、本町における部活動地域展開について検討を重ねています。

 しかしながら、現時点では工程表(ロードマップ)の作成には至っていないことから、今後において検討委員会で意見を伺いながら策定してまいりたいと考えています。

(2)サッカーの受け皿について

 サッカーは、現在、学校部活動のほかに、町内や町外のクラブチームに所属している中学生がいることを認識しています。

 サッカーに限らず、部活動を地域展開するにあたっては、部活動を行っている子どもたちのことを第一に考え、その受け皿となる地域クラブをどのように整備していくかが肝要となります。

 各中学校における部活動の現況、町内少年団の現況、部活動の将来の見通しを的確に把握したうえで、今後の方向性について検討を進めておりますが、地域展開の受け皿となる地域クラブをどうしていくかの具体的な検討には至っておりません。

(3)地域が一体となったクラブづくりについて

 地域展開における各活動の運営団体や実施主体の在り方については多様な体制や役割分担が考えられますが、今後、既に活動を行っている団体や関係機関のご意見を伺うことと併せて学校や教育委員会も含めた関係各者の連携の在り方について検討してまいります。   

(4)保護者・地域指導者の参画について

 部活動の地域展開を進めるには、子どもたちを取り巻く多くの大人たちの理解と協力が必要となります。こうしたことから、今後、地域展開の検討を進める中で、保護者を含めた地域のみなさんの意見聴取や参画の在り方についても検討してまいります。

(5)ご要望に対して

 部活動の地域展開は、急激な少子化が進む中においても、生徒が継続的にスポーツや文化芸術活動に親しむ機会の確保を図ることを目的としています。

 ご要望に記載のあるとおり、子どもたちにとって持続的なスポーツや文化活動の基盤となるよう努めるとともに、学校部活動が担ってきた教育的意義を継承し、子どもたちの健やかな心身の成長と豊かな経験の場となることを目指して部活動の地域展開を進めてまいりたいと考えています。

担当部署

教育委員会教育部学校教育課

温水プールの設置、幕別ふるさと館のリニューアル、マラソン大会の開催について(30代男性 札内地区)

内容

(1)温水プールの設置について
  教育面やスポーツ振興、高齢化社会を迎えるにあたって健康寿命の長寿化の観点から、年間を通じて利用出来る温水プールの設置は検討しないのでしょうか

(2)幕別ふるさと館のリニューアルについて
 千住地区にアイヌ民族について学べる施設が建設されましたが、幕別全体の歴史を学べる場としてふるさと館のリニューアル等は検討されないのでしょうか

(3)マラソン大会の開催について
 町外から多くのランナーやその家族、またはインバウンドを呼び込む上でスポーツ振興を重視している幕別町として、近隣自治体で開催されているハーフマラソンとの差別化を図るために、フルマラソン大会または駅伝大会の開催を検討してほしいです

回答

 このたびは、幕別町に対し、3件のご意見をお寄せいただき、ありがとうございます。順に回答させていただきます。

(1)「年間を通じて利用できる温水プールの設置について」

 町内には、現在、幕別町民プール、札内南町民プール、札内北町民プール、忠類町民プールの計4施設があり、町民の皆様の健康増進や体力向上、学校教育における体育授業の場として広くご利用いただいております。

 また、札内地区においては、札内東町民プールが昭和42年の建設以来、長年にわたり利用されてきましたが、老朽化の進行に伴い令和2年度をもって廃止した経緯があります。

 その際に、単独での建て替え、札内南・札内北町民プールとの統合など、今後の札内地区のプールの在り方について検討を行いましたが、両町民プールは、今後も一定期間の使用が可能でありますことから、建設費や維持管理費を含めた財政負担を勘案し、既存施設を有効活用しつつ、必要に応じた修繕・改修を行うことで対応することが適当であるとの判断に至りました。

 このため、現時点においては、新たな通年型温水プールを整備する計画はありませんが、これまでもプールに関するご意見をいただいておりますことから、引き続き、将来の人口減少の動向や施設の利用状況、公共施設の広域的な活用の在り方等を踏まえ、適正配置などを総合的に考慮するとともに、財政的な負担も含めて長期的視点に立ったプールの在り方を検討してまいりたいと考えております。

(2)「幕別全体の歴史が学べる場としてふるさと館のリニューアル等について」

 ふるさと館は、「自然とそこに生きる人間の関わり合いを明確にする」をテーマに、開拓時代から伝わる貴重な品々をはじめ、私たちの町の歴史を長く残すことを目的として、廃業となったボーリング場を改修して昭和54年にオープンし、十勝開拓のため入植した依田勉三が率いる「晩成社」の小作人住居である「きまり小屋」の実物大復元家屋や、農作業が機械化される前の脱穀機や直播機、さらには電気を使わない冷蔵庫、縄編機など、町の歴史を知ることができる約1,200点の貴重な資料を展示しております。

 本施設は建設から相当の年月が経過しており、建物の老朽化や設備の劣化が著しい状態にあることから、町といたしましても、近い将来、施設の改修や建替えに向けた具体的な方向性を見出していく必要があるものと考えております。

 一方で、ふるさと館には、展示されていないものも含めると数千点に及ぶ資料が収蔵されており、施設の今後の在り方を検討するにあたり、まずはこれら大量の資料の歴史的価値を見極め、残すべき資料を精査する必要があるため、現在、収蔵資料の整理作業を順次進めております。

 また、施設の整備にあたっては、多額の建設費や将来にわたる維持管理経費が必要となりますことから、将来の人口規模や財政見通しを踏まえるとともに、既存公共施設の活用も含めて、長期的な視点に立った施設の在り方を検討してまいりたいと考えております。

(3)「フルマラソン大会または駅伝大会の開催について」

 本町では、平成23年度から、まくべつマラソン大会実行委員会主催の下、毎年10月上旬に「まくべつマラソン大会」が開催されております。

本大会は、小学1・2年生(1km)、小学3・4年生(2km)、小学5・6年生(3km)、中高生及び一般(5km)といった、子どもから大人まで幅広い年代に合わせた距離を設定して開催されており、多くの皆様に参加いただいているところであります。

 ご提案いただきましたフルマラソン大会や駅伝大会につきましては、町外からの誘客や地域活性化に一定の効果が期待される一方で、大きな財政負担が想定されること、また長時間にわたる大規模な交通規制やボランティア人員の確保など、運営面での課題が挙げられております。

 一例ではありますが、近隣自治体で開催されておりますマラソン大会では、昨年度の実績として事業費が約6,300万円、参加選手をサポートするボランティアは約500人体制となっており、開催運営に係る事業費や人員は非常に大きなものとなっております。

 また、開催の規模が比較的大きな大会では、陸上競技などの関係団体で実行委員会や組織委員会等を組織し、民間企業からも運営経費等のサポートを受けて、大会の開催・運営が行われているものと認識いたしております。

 このため、現時点におきましては、新たなフルマラソン大会や駅伝大会を開催する計画はありませんが、まくべつマラソン大会実行委員会や町スポーツ推進委員会などの関係者の皆様と引き続き情報を共有し、他の大会事例も参考にしながら、既存大会の充実や魅力向上などを図り、より多くの方々に参加していただける大会となるよう取り組んでまいります。

担当部署

教育委員会教育部生涯学習課

このページの情報に関するお問い合わせ

政策推進課 政策推進担当

電話 0155-54-6610 / FAX 0155-54-3727

(土日・祝日を除く平日の午前8時45分から午後5時30分まで〔12月29日から1月3日までを除く〕)

〒089-0692 北海道中川郡幕別町本町130番地1

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