幕別町6次産業化・ 地産地消等推進戦略
幕別町では、平成30年度を初年度とし平成39年度までの10年間の施策をまとめた「第6期幕別町総合計画」を策定しました。また、人口問題について、今後取り組むべき将来の方向を提示するものとして、平成26年に「幕別町まち・ひと・しごと創生総合戦略」を策定しています。総合戦略では、雇用や定住、子育てなどの具体的な施策を定めており、2つの計画はそれぞれが独立したものではなく、
総合戦略で人口確保と地方創生を図り、総合計画で総合戦略における施策を包含して、幕別町全体の振興と発展を進めていくものとしています。
総合計画の中では、幕別町の将来像を「みんながつながる住まいるまくべつ」とし、計画に掲げる4つの基本理念に基づき、全ての町民が幸せな笑顔あふれるまちを創造し、「住み続けたい」「住みたい」幕別町であることを目指しています。
基本目標として掲げた5つの柱のうち「特色ある産業で住まいる」として、グローバル化に伴う農畜産物の輸出入、外国人観光客の増加などを背景に、国内だけでなく、国際的に産地間競争が激しくなっていることから、地域資源を生かした独自の価値を発信していく取組みを進めることを掲げています。また、農業が地域の基幹産業であることを重要視し、安全で良質な農畜産物等を安定的に供給するとともに、その競争力をさらに高めていくために、地産地消や地域ブランドの確立に向けた取組みなどを進め、農業を核とした産業間の連携を強めて地域全体の産業の活性化を図ることを目標としています。
「幕別町6次産業化・地産地消等推進戦略」においては、第6期幕別町総合計画に掲げた「地域資源を生かした独自の価値を発信して行く取組」、「地産地消や地域ブランドの確立に向けた取組」といった目標を具体的に実現するための方策を明確にし、他産地と差別化を図りながら幕別町としての産地力を高めていくとともに、農業を核として産業間での連携を強め、新たな産業の創出やそれに伴う商工・観光などとの一体的な振興を図り、地域全体の活性化を図ることを目的とした方策を示すものです。
また、地域資源である地元農畜産物の活用にあって食育活動との関わりを積極的に増やし、関係する団体などとも相互に情報交換や連携を図りながら、健康・スポーツなどと食が持つ栄養・健康管理などを組み合わせ、食育活動を推進します。
本戦略の策定にあたっては、幕別町、幕別町内の農業協同組合、商工観光団体、金融機関、農業改良普及センターのほか、実践する農業者や団体、有識者などで組織する「幕別町6次産業化・地産地消推進協議会」と連携して策定します。
なお、本戦略は「第6期幕別町総合計画」や「幕別町農業・農村振興計画2018」と一体的に取組みを推進する計画として位置づけるものとします。
また、平成31 年度中に見直しを行う「幕別町まち・ひと・しごと創生総合戦略」は、本戦略と連動する形で見直し作業を進めていきます。
策定までの経過
幕別町6次産業化・地産地消等推進戦略の策定のため、平成31年2月4日に幕別町6次産業化・地産地消推進協議会を設置しました。
議事録については、こちらをご覧ください。
よりよいホームページとするために、みなさまのご意見をお聞かせください。