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そ の 輝 き は エ メ ラ ル ド !
町で4番目の指定文化財

忠類丸山のヒカリゴケ
  
◆ヒカリゴケって?
  
 原始的なコケ植物で、洞窟のような暗所に入ってくるわずかな光をレンズ状細胞で反射してエメラルド色に光ります。日本では北海道と本州の中部地方以北に生育しています。
 生育環境の変化に敏感で、大気汚染や乾燥化などの影響によって、個体数は減少し続けており、環境省では準絶滅危惧種(下表参照)に指定しています。
   
◆発見!
  
 平成21510日に忠類地区の『忠類再発見サポートクラブディスカバリー』という地域づくりサークルが、忠類丸山の中腹にある洞窟で、ヒカリゴケと見られるコケが群生しているのを発見しました。
 翌週の518日に斜里町立知床博物館の内田暁友学芸員に現地でサンプリングを依頼し、忠類中学校において顕微鏡を使用し確認したところ、ヒカリゴケと判明しました。
  
◆群生の場所は?
  
 ヒカリゴケの群生地は、山腹の急斜面に崩れ落ちた岩石などで覆われており、崩落の危険性があるのとともに、ヒカリゴケは、わずかな環境の変化でも枯死する恐れがあるため、教育委員会ではヒカリゴケ群生の場所を非公開としました。
  
◆保存と活用
  
 教育委員会では、現在の環境を維持できるよう努めるとともに、自然環境教育、郷土教育の教材に活用するため、写真展の開催や資料の整備を図ります。
  
◆町文化財に指定
  
 教育委員会では、平成14年2月に指定した『糠内獅子舞』と『幕別町考古館収蔵品』、平成20年3月に指定した『札内N遺跡出土品』に次いで4番目となる町文化財に指定しました。 
【指定の内容】
 
種 別 記念物
 名 称 ヒカリゴケ
 内 容 洞窟内ヒカリゴケ群生地05平方メートル
 所有者 幕別町
ヒカリゴケの状況(発見時)

洞窟を発見!!
 おや!何か光っているのは?
光の加減でこのように光って見えます
【写真撮影H21.5】
 忠類再発見サポートクラブディスカバリー        
              加藤 茂樹 氏
                

     
    
 

※ヒカリゴケはわずかな環境の変化でも枯死する恐れがありますので、場所は非公開とし、群生の状況に変化等があれば、写真で公開します。
          ↓ ↓ ↓
◇分類表
●「絶滅(EX)」
  我が国ではすでに絶滅したと考えられる種
●「野生絶滅(EW)」
  飼育・栽培下でのみ存続している種
<絶滅危惧=絶滅のおそれのある種>
●「絶滅危惧I類(CR+EN)」
  絶滅の危機に瀕している種
○「絶滅危惧IA類(CR)
  ごく近い将来における絶滅の危険性が極めて高い種
○「絶滅危惧IB類(EN)

  I
A類ほどではないが、近い将来における絶滅の危険性が高い種
●「絶滅危惧II類(VU)」
  絶滅の危険が増大している種
●「準絶滅危惧(NT)」
 
現時点では絶滅危険度は小さいが、生息条件の変化によって 
  は「絶滅危惧」に移行する可能性のある種
●「情報不足(DD)」
  評価するだけの情報が不足している種
●付属資料「絶滅のおそれのある地域個体群(LP)」
  地域的に孤立している個体群で、絶滅のおそれが高いもの


☆近隣スポットの紹介

丸山展望台
 
ヒカリゴケの発見された丸山は、幕末の頃に海賊が財宝や砂金を隠したという埋蔵金伝説があります。頂上にある展望台では、 広々とした北海道のイメージそのものの雄大な風景を気軽に楽しむことができます。

忠類ナウマン象記念館
忠類でナウマン象の化石が発見されたことを記念して建てられた記念館では、その発見から発掘までの感動をパネルや映像、復元模型等を用いて紹介しています。
 
ヒカリゴケの近況(H23.5.25)
H23.5.25に確認したヒカリゴケです。昨年度確認した状況と変わりなく、ひっそりと生息しています。

  光の加減でこの写真のように輝いて見えました。

   【写真撮影H23.5.25:幕別町撮影】
 
               



※ヒカリゴケの写真は、発見時のものから現在の状況までを、幕別町忠類コミュニティセンター1階ロビーに展示しています。
幕別町役場企画室 〒089-0692 北海道中川郡幕別町本町130番地
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